日本酒大好き勢のみなさん、お待たせしました。日本酒編です。
日本酒好きな人ってマジで日本酒好きですよね。僕も日本酒はこよなく愛してます。
正直言って個人的に一番好きな分野かもしれないです。あのご当地感が好きなんですよね。笑
日本酒はビール、ウイスキーとは打って変わってシンプルに好きな銘柄を紹介していきます。
「安い日本酒ならでは」の美味しさがある。
日本酒大好き勢ならわかると思いますが、たまに安い日本酒が飲みたくなる瞬間ってありません?笑
僕にとってその代表格が「剣菱」です。
剣菱は普通にスーパーで売ってます。この日本酒、コンセプトが面白いんですよ。一言でコンセプトは「味を変えない」こと。
日本酒は「水」と「米」で原材料が超絶シンプルなため、製法・土が一緒だったら天候によって出来が変わるんですよ。
ただ、剣菱のコンセプトは頑なに「味を変えない」ことを貫いている。マジで硬派な酒蔵さんです。その歴史なんと500年。
かなり辛口なお酒で若者ウケよりも、圧倒的な親父ウケ。東北のおばあちゃんが作りそうなしょっぱい煮物とかと相性抜群。「男一貫!」なお酒が飲みたい方はぜひ。
反対に低価格帯で女性ウケを狙うならこっちがオススメ。
まず名前がいいですよね。笑
「ジョウゼンミズノゴトシ」って言います。
2,000円以下の価格帯の中だとこれが女子ウケ抜群です。そして日本酒初心者がいたら毎回これを出します。本当に「マジで水かよ」ってくらい飲みやすいです。
ただデメリットもあって、日本酒大好き勢からは評価が低い印象もありますね。
かなりフルーティーで飲みやすいことが災いして、クセもないので一番好きな銘柄にはならないものの、面白いお酒です。
同じ銘柄を飲み続けることのススメ
ここからは僕が普段使っている日本酒たちを紹介していきます。
まず章題にも書いたように、僕は好きな日本酒に出会ったら、ずっと同じ日本酒を買い続けるタイプです。
なぜなら「基準」を設けたいから。
「〇〇と比べて〇〇は飲みやすいんだよね〜」って比較できた方が、いろいろな日本酒の良さを楽しめるのでは、という魂胆です。
晴れて僕の「基準」として君臨している日本酒はこちら。
大体2,000~2,500円で買えます。誤解を恐れずに言いたいのですが、この日本酒最大のメリットは「旨すぎない」んですよ。
正直この日本酒よりも単体で飲んだら美味しい日本酒は結構あります。それで言うと単体だったら獺祭の方が美味いかもしれない。
ただ、この日本酒は料理を一緒に飲んだ時こそ化けるお酒。ちなみに「dancyu」でも同じように紹介されてます。
まさに料理会にもってこいのお酒です。多分一番買ってますし、至る所で布教しまくってます。
近しいところだと、群馬県の水芭蕉、宮城県の伯楽星とかですね。この辺もよく買います。
高知県の南酒造が提供する「南」です。ジャケもシンプルでかっこいい。
あえていつも純米吟醸で買ってます。
きっかけは吉田類の酒場放浪記から。家族全員でみてます。
ある日、家族で渋谷を飲み歩いてたところ、たまたま「南」を置いている居酒屋さんがありまして。
そこで飲んだところ家族全員好きになりまして、それから南酒造を愛してます。
またおばあちゃんは東京の「澤乃井」が好きです。どんだけ日本酒好きな家族なんでしょうね。
フレンチ・イタリアンでも日本酒を用意します。
僕が普段飲んでいる先輩に「日本酒・赤ワインは大好きなんだけど、なぜか白ワインが苦手なんだよね〜」って方が2人いまして。
それがきっかけでフレンチ・イタリアンでも日本酒を出してます。
その時に用意するのはこちら。合わせて2本紹介します。
醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦50% EAU DU DESI(希望の水)
醸し人九平次 human (ヒューマン) 純米大吟醸 山田錦45%
この2本を出すときはあえてワイングラスで出します。それくらいフルーティーで特殊な日本酒です。
本当にイタリアン、フレンチとの相性抜群で、特に魚・魚介との相性が良いと思います。
個人的に醸し人九平次 human (ヒューマン)が好きなのですが、いかんせん高いです。
またAmazonだと高いので、デパート・酒屋で頑張って探すのがおすすめ。案外高島屋とかに売ってます。
横浜に近い方は伊勢丹クイーンズ、高島屋に売ってますよ。
ただフレンチ・イタリアンに合う日本酒で一番好きなのはこちら。
うちの社長は新潟出身な日本酒大好き勢でして、新潟に遊びに行った時に特約店を教えてもらいました。
マジでこの日本酒は見つけた瞬間に買った方が良いですよ。本当に売ってないです。
確か2年くらい前、野毛のぴおシティでソガペールエフィスを格安で大量に仕入れているとんでもないお店があり、めちゃくちゃ通ってたのですが、原価がヤバかったのかすぐに移転しちゃいましたね、、、
長野県の小布施ワイナリーが誇る幻の日本酒です。
少し発泡しておりまして、それも相まってフレンチ、イタリアンと合わせたらめちゃ美味いです。
日本酒が今の価格帯で楽しめるのは今だけかも
以上、日本酒編でした。
正直、十四代、新政、而今とかも紹介したかったのですが、いかんせん値段がね、、、笑
これはエビデンスもないので僕の戯言だと思って欲しいのですが、おそらくここ10年くらいで日本酒の値段は高騰すると思っています。
正直、日本酒は今が一番安いですし、おそらくフランスのワインのように異常な金額帯の日本酒も増えてくるでしょう。
ちなみに日本酒って案外苦手な方も多いですよね。
個人的にウイスキーの方がクセが強いと思うんですが、これも理由は「不味い日本酒を悪いように飲んじゃったから」が多いのではないでしょうか。安い日本酒って本当に酒の味しかしないですから。
無理にとは言いませんが、もし「”酒感”が苦手」って方は、一度勉強がてら高い日本酒を飲んでみるのもアリだと思います。和食の楽しみ方が広がりますよ。
ただ、飲み過ぎは本当に禁物です。一番危ないのも日本酒な気がしてます。笑
次回もお楽しみに〜。