コストコの精肉コーナーって、なんであんなにテンション上がるんですかね?
「質の良い肉は用意したから、細かいところは任せた!!」と言わんばかりの放置プレイ。笑
今回はコストコのブロック肉について語っていきます。
コストコのお肉って取っ付きにくいですよね、、なによりまずデカいですし、どうやって食べるのかも分かりにくい。
「ハラミ」「ミスジ」「Tボーン」とか言われても、「いや、何がどう美味しいのよ、、」と思うのも無理はないと思います。
またぶっちゃけ「そこまで安くなくない??」って思いません?笑
ブロック肉の解体方法は別ブログで紹介されていますが、「ブロック肉を解体したところで、数千円払って買いたくないよ、、」と思う人も全然いると思います。
なので僕なりに「コストコ肉の向き合い方」について解説していきたいと思います。
では本題に入りましょう。
目次
コストコ肉ってそもそも高くない?
先に僕なりの結論からいうとコストコ肉って「大衆スーパーと比べたら全然高い。ただそれは品質の良い焼肉屋さんレベルの肉をブロックで用意してくれているからであって、そこと比べたらありえないくらい安い」です。
これをちゃんと理解しないとコストコの精肉コーナーは楽しめないと思います。要は「ご褒美使い」なんですよ。
もちろん普段使いに適している肉もあります。先に普段使いに適しているコストコ肉を紹介すると下記だと思います。
- さくらどり
- むね肉:2.4kg(4パック)で約1,164円(税込)、100gあたり約38.7円。

-
- もも肉:2.4kg(4パック)で約2,108円(税込)、100gあたり約87.8円。


一般的なスーパーでの鶏むね肉の価格は、100gあたり約80円くらいですよね。
これと比較すると、コストコのさくらどりむね肉は100gあたり約38.7円で、かなりお得です。
一方、牛挽肉に関しては、スーパーでの価格は店舗や地域によって異なりますが、コストコの牛挽肉(赤身88%)は100gあたり約134円で提供されています。
総じて、さくらどりむね肉はスーパーよりもお得感がありますが、牛挽肉の価格はスーパーと同程度か、やや高めの場合もあります。
大容量で安そうに見えるが案外安くない。こういった現象を個人的に「コストコマジック」と呼んでいます。笑
なので家計負担を減らしたい目的でコストコに行くのであれば、日用品、乳製品(オイコスまとめ買い)、パン・調味料のまとめ買いなどをした方が断然お得だと思います。
ご褒美としてのコストコ肉
では改めてコストコ肉のお得な立ち位置はどこなのかというと、「ご褒美で食べる肉としてはありえないくらい破格」です。
あまりにも塊で売っているので実感がないかと思いますが、コストコの牛タンって普通に叙々苑とか高級焼肉チェーンの肉と遜色ないです。
もちろんプロが丁寧に捌いた肉で、味付け、人件費等のコストがかかりますが、計算したらこれくらい値段相場が異なります。
- 牛タンブロック:焼肉店で食べる価格の3~4分の1で購入可能。
- Tボーンステーキ:高級ステーキハウスで食べる価格の4~5分の1で購入可能。
- ミスジブロック:焼肉店で食べる場合の4~5分の1の価格で購入可能。
- 豚肩ロースブロック:飲食店で食べる価格の5分の1以下で購入可能。約2.5kgの塊。
こうみるとコストコ肉ってめちゃくちゃ安いでしょ。
そりゃコストコも会員制を導入しないと元が取れないわけです。なので用途は完全に「ご褒美」「パーティー」向け。
よほど高所得者じゃない限り普段使いには向かないですが、1人4000円くらいで何人か集めて「コストコ食材でパーティーしよう!!」って使い方が最も賢いかと思います。
店で食べたら1万円以上行っちゃう肉が、お家でたらふく食べれますからね。
また家族だとしても「お店に行かないで、子どもの誕生日にアットホームな会をする」みたいな使い方だったらかなり有効だと思います。
普段買っているコストコ肉大全
ではいつも使っているコストコ肉を紹介します。
コストコといえばこのお肉。牛タンブロック
- 味:★★★★★
理由:焼肉店レベルの高品質な味わいで、タン元・タン中・タン先を使い分けることで多彩な料理が可能。ジューシーで柔らかい食感が特徴。
- 買いやすさ:★★★☆☆
理由:在庫が不安定なことがあり、タイミング次第では手に入らないことも。特に人気が高く、売り切れの場合も多い。
- 扱いやすさ:★★★☆☆
理由:塊の状態なので、下処理に手間がかかる。ただし、慣れれば問題なし。
- コスパ:★★★★★
理由:焼肉店で食べる価格の3~4分の1で購入可能。約1.5kgのブロックで複数人分を楽しめるため、コスパ最強。
裁き方はYouTubeで検索して適当に見てください。僕よりちゃんとしているんで。笑
ただ部位はちゃんと分けて、それぞれに合った調理法があるので、それは別途ブログで解説します。

なぜこの肉が普通に買えるんだ!?Tボーンステーキ
- 味:★★★★★
理由:サーロインとヒレを同時に楽しめる豪華な部位。骨付きで焼くことで旨味が凝縮し、外は香ばしく中はジューシーな仕上がりに。
- 買いやすさ:★★★☆☆
理由:通年商品ではなく、タイミング次第で入手が難しい場合も。店舗による取り扱い状況に差がある。
- 扱いやすさ:★★★★☆
理由:骨付きのため見た目が豪華だが、調理自体はシンプル。フライパンやオーブンで焼くだけで十分に美味しい。ただし、大きさゆえに調理スペースが必要。
- コスパ:★★★★☆
理由:高級ステーキハウスで食べる価格の4~5分の1で楽しめる。パーティー向けの豪華さがありながらも、お手頃価格。
個人的におすすめ度No1。ぜひ人数集めてパーティーで使ってみて。
味は言わずもがなですが、良さはなんと言ってもこの見た目。こんな感じでめちゃ映えます。笑
推奨はオーブンですが、フライパンでも全然焼けます。
本気でこだわればプロでも数十年かかる領域ですが、家庭の機材であれば、要所だけ抑えればめちゃ簡単です。

案外買っている人が少ない?ミスジ
- 味:★★★★☆
理由:赤身の旨味と適度な脂が特徴で、焼肉やステーキに最適。上品な味わいで大人向け。ややクセがある場合もあるため、調理方法に工夫が必要。
- 買いやすさ:★★★★★
理由:通年で購入可能で、在庫も安定している。手に入れやすい食材の一つ。
- 扱いやすさ:★★★★☆
理由:塊肉のため、スライスやカットが必要だが、繊維が直線的で処理がしやすい。初心者でも比較的簡単に扱える。
- コスパ:★★★★★
理由:焼肉店で食べる場合の4~5分の1の価格で購入可能。コストに対して提供される品質が高い。
次はなかなか買わない人が多いミスジ。個人的に大好きなんですよね。コストコ肉の中でも圧倒的なコスパ。
4人くらいで「牛タンは流石に飽きてきた、、」ってご家庭はぜひミスジがオススメですよ。
一見捌くのが大変そうですが、正直簡単です。
また嬉しいのが油っぽくないこと。
かなり量もあるのですが、非常にヘルシーなので大人向けな部位だと思います。

料理の幅が広い:豚肩ロースブロック
- 味:★★★★☆
理由:濃厚な豚肉の旨味と適度な脂があり、煮込み料理やローストに最適。柔らかい食感が特徴だが、牛肉に比べてインパクトはやや劣る。
- 買いやすさ:★★★★★
理由:ほぼ常時取り扱いがあり、在庫が安定している。価格も手頃で購入しやすい。
- 扱いやすさ:★★★★☆
理由:塊肉としては扱いやすい部類。脂身が適度に含まれており、カットや調理が簡単。
- コスパ:★★★★★
理由:飲食店で食べる価格の5分の1以下で購入可能。約2.5kgの塊で幅広い料理に活用できるため、非常に経済的。
これでトンテキを作ってみてください。とんでもなく美味いですよ。
あとトンテキって正直なところ、厚さが全てじゃないですかー。
好きな厚さを選べるってリッチすぎません?ブロックで買うととんでもなく厚いトンテキが作れます。
パーティーでやるとこんな感じ。火入れに関してはちょっとコツがいります。

他の肉はかなり上級者向け
他にもラムラック、ハラミとかもあるのですが、正直かなり上級者向けですね、、、
1日でパーティーするのであれば、正直時間帯工数が合わないので最近は買ってないです。
また黒毛和牛もございますが、そこは高所得者の皆さんが楽しんでください。笑
捌けたら本当にお得ですよ。
以上、コストコ肉ハック術でした。
最後にちょっとだけお惣菜に関して。お惣菜で圧倒的なコスパを誇るものがあります。
みなさん大好き、プルコギ!!
なんと120円前後/100gです。だいたい3000~4000円前後で売ってます。
牛肉がこの値段で買えるのは流石に狂ってます。
基本コストコの惣菜って炭水化物以外は基本的に高いんですが、これだけはマジでお得だと思います。
次点でロティサリーチキンですが、正直冷めたら美味しくないので、本当に大人数いないと買うことは少ないですね。
個人的にガーリックライスは肉の量を考えると、「自分で作れる人は自分で作ったら?」派です。味は本当に美味いです。
ぜひみなさんビビらず捌いてみて!
次回もお楽しみに!